ED後、無事にアッシュとルークは戻ってきて、二人は両思いでラヴラヴとなります。 どこまでも幸せな時間が流れ続ける筈だった…しかし だんだんと…いや確実にルークが物忘れをしていく。 初めはおっちょこちょいなルークだからこういうこともあると、アッシュも見ていたのだけど、念のためジェイドにルークを見てもらうことに。 数週間の観察ののち、ジェイドがルークに下した診断結果は 「オールドラントの第七音素低下による、音素乖離現象」 つまり、ローレライを音譜帯に送ったことで第七音素が消え行くので、身体の大部分が第七音素で出来ているルークも共に消え行くことになるのでした。 記憶が真っ先に消えていくのは、それが最近出来た第七音素として不必要と認識されたための排除要因。 最近のことから忘れていくので、やがてルークはアッシュのことを忘れて行く。 ここでルーク性格は親善大使のときのようになるから、アッシュを見て「同じ顔がいる。気持ち悪い。」とか言い出してしまう。 ルークを何とかしたいアッシュはローレライを再び元の状態に戻そうとしたりするのだけど、周囲に止められてやがて二人は離れ離れに。 ルークはまだ幼少のことを覚えているからガイが面倒を見ることとなり、アッシュは軟禁されます。 消え逝くルークに会えもしないことに痺れを切らしたアッシュは、脱走をはかってルークの元に行きます。 そしてガイに向かって、ルークに会わせろと言います。 ガイはアッシュの気持ちもよくわかるけどそれ以上にルークが正気だったら、アッシュがせっかく解放したローレライを元に戻そうとしていることを知ったら必死に止めるだろうとわかっているから、まずアッシュを捕らえることを決心します。 二人は剣を取り出して対峙。激しくぶつかり合います。 愛の力&術も使えるアッシュが、じわりとガイを押していきます。 そこに、ガイがなかなか戻ってこないので心配して出てきたルークがやってきます。 アッシュとガイが戦っているのを見て、なんだかよくわからないけどガイが負けそう!と思い、ルーク自身も剣を抜いてアッシュに向かっていきます。 相手がルークだったこともありアッシュは油断をしてしまい、ルークの剣はアッシュの胸に突き刺さってしまいます。 ルークに抱きつきながら、倒れるアッシュ。 「おまえの手にかかって死ねるなら、これほど幸福なことはないかもな…」 と、呟いて絶命します。 ここでルークは、唐突にすべてを思い出します。 もう動くことのないアッシュを目の前に、音素乖離現象が原因とはいえ最愛のアッシュを殺してしまったルークは絶望しながら呆然とします。 その冷たい唇にキスをしても、蘇る事はありません。 どうしようもない事実に発狂するように、ルークは自身の胸に剣を突き刺しそのままアッシュと共に絶命します。 二人は空の彼方でまた巡り合うのでした。 以上。 何だか作品を冒涜するような話になっていまいました。というか、ロミジュリっぽい。 実際はこんな変な話ではなく素晴らしい作品ですから、勘違いなさらずに。 2006/07/07 back |